以前、スラックスのクセとりについての記事を載せましたが、今回は新たにジャケットでのクセとりを勉強したのでご紹介します。
クセとりってとっても重要☝️
型紙通りにそのまま縫うだけでは自然な膨らみは生まれないのです。あらかじめ地の目を脇基準で動かして縫い目の形を合わせます前見頃は脇ポケット辺りとバストにボリュームをもたせ、後身頃はヒップと肩甲骨にボリュームをもっていきます。
袖は内袖のカーブに合わせてクセとりを行います。
縫った後のアイロン作業も全て脇基準、内袖基準で地の目を通します。
このように全ての作業で地の目が通っているか、イセが偏っていないか確認をしてジャケットを仕立てることで、体に自然に馴染むように出来上がります。