こんにちは、くきめです🍂
秋といえば、足元のおしゃれが一段と楽しくなる季節。
そこで今回は、秋のコーディネートに欠かせないアイテム「ローファー」に注目し、その歴史やスタイルについて深掘りしていきます。
「ローファーっていつから存在するの？」や「なぜこんなに人気があるの？」と気になる方も多いはず。
今回はそんな疑問に答えながら、ローファーの魅力を存分にお伝えします！
ローファーとは？
まずは基本から。
「ローファー」とは、靴紐を使わず、足をスッと入れることができるスリッポンスタイルの靴のこと。
カジュアルでありながら上品さを兼ね備えたアイテムとして、さまざまなシーンで活躍します。
スーツにもカジュアルにも合わせやすい万能アイテムです。
それでは、ローファーがどのようにして生まれ、ここまで愛される靴となったのか、その歴史を探っていきましょう。
ローファーの歴史：どこから始まったの？
ローファーの起源は、なんとノルウェーに遡ります！！！
意外に思うかもしれませんが、実はこのシンプルなデザインの靴は、ノルウェーの漁師たちが履いていた靴がルーツと言われています。
1930年代：アメリカでの人気の火付け役
ローファーが世界に広まったきっかけは、1930年代のアメリカです。
ノルウェー出身の靴職人が、漁師たちが履いていたシューズを改良し、それをアメリカに持ち込んだことが始まりです。
当初は「ノルウェージャンシューズ」と呼ばれていましたが、その後、アメリカの大学生たちの間で人気を博し、アイビールックファッションの一部として定着しました。
アメリカでは、特にGHバス社の「Weejuns」が大ヒット。これが、今日のローファーの原型です。「Weejuns」の名前も、ノルウェー（Norwegian）から派生しています。
1950年代：ペニーローファーの誕生
1950年代になると、さらに進化を遂げたローファーが登場します。
それがペニーローファーです。
甲部分にスリットが入っているデザインが特徴で、アメリカの学生たちがそこに**１セントの硬貨（ペニー）**を入れたことからこの名前がつきました。
この遊び心あるスタイルは瞬く間に広がり、ペニーローファーは学生からビジネスマンまで幅広い層に愛されるようになりました。
ローファーのスタイルと種類
ローファーにはさまざまなスタイルが存在します。
ここでは代表的なローファーの種類をいくつかご紹介します。
どのタイプも秋のコーディネートにぴったりなので、自分のスタイルに合ったものを選んでみてください！
１、ペニーローファー
前述の通り、甲の部分にスリットが入ったデザインが特徴的。
カジュアルなシーンからビジネスまで、幅広いコーディネートに合わせやすい万能型です。
2、タッセルローファー
甲部分にタッセル（房飾り）が付いているデザインのローファーです。
ペニーローファーよりも少し華やかな印象があり、カジュアルなスーツスタイルや、スマートカジュアルな場面で重宝されます。
３、ホースビットローファー
グッチがデザインしたことでも有名な、金属のビット（馬具の飾り）が付いたローファーです。
エレガントな印象を与えるため、フォーマルな場面でも活躍するローファーの一つです。
ローファーの魅力：なぜ秋におすすめなの？
シンプルさと上品さのバランス
ローファーの最大の魅力は、シンプルさと上品さを兼ね備えている点です。
靴紐がなく、スリッポンタイプでありながらも、しっかりとしたデザインが足元を引き締めます。
秋の落ち着いたスタイルにはぴったりです。
秋の素材と相性が抜群
ローファーは、スエードやレザーなどの秋らしい素材と相性が良いアイテムです。
ブーツのように重すぎず、スニーカーよりもエレガントな見た目が秋のコーディネートにぴったりです。
季節を超えた定番アイテム
ローファーは季節を問わず活躍しますが、特に秋にはベストマッチです。
少し涼しくなり、ジャケットやコートを取り入れる時期には、ローファーのシンプルで洗練されたデザインが際立ちます。
まとめ：ローファーで秋を楽しもう！
ローファーはそのシンプルでエレガントなデザインが、時代を超えて愛され続けているアイテムです。
秋の装いに取り入れれば、季節感とともに大人の落ち着きを演出できること間違いなしです。
今回は、ローファーの歴史やスタイルを見ていきましたが、ボー・ブランメルのようにファッションに一貫した美学を持つことが、アイテム選びを楽しむ秘訣かもしれません。
秋のコーディネートにぜひローファーを取り入れて、季節のファッションを楽しんで見てください。
