スラックスの製図(考え方)

スラックスの基準線はヒップラインになります。ヒップのゆとりは4cm程度必要です。

スラックスはお尻の辺りの上下の動きが一番大きくなります。つまりそのポイントで距離が一番長くなっていればいいです。お尻は丸く膨らんでいるのでダーツで膨らみを作ります。そうするとダーツの部分の距離が必然的に長くなります。これで運動量の確保ができます。

後ろパンツのダーツの作り方はヒップとウエストの差寸で作ります。大きなダーツを作ればその分大きな運動量が確保できます。(デザイン的な見た目のバランスを考慮する必要がありますが…。)

ウエストはイセ分量として2.5cm程度をプラスした寸法で考えます。つまり後ろパンツのダーツをとる際は(ヒップ+4cm)−(ウエスト+2.5cm)で計算します。

クリースラインはつま先の直上に引くとバランスよく見えます。

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